引用元: ・日常のとある一瞬を詩にしてみよう
後ろ姿に詩人が透けるだけだ」
恩心普通」
無い時もあるけど
心が通わないから
それが相性?」
夕焼けのせいでも涙のせいでもなくて
たぶんただ僕が別れたくないだけ」
あの人は注意した事を、自分はしていない
つまり、自分に甘いのだ
あの人は厳し過ぎる
きっと、神経質なのだ
あの人はのんびりしているな
だから、マイペースなんだ
そうか
人間ってそういうもんなんだな」
初めて買ったドレッシングの封を開ける
思い出せなかった歌をふっと思い出す
たとえばそういうことで
たとえばそれも日常のかたちだ
かわりばえしない日々だと
そう言ってしまえばそれまでだというはなしだ」
それが当たり前だと思っていたけど
ガンバレ、しっかりしろとハッパをかけて
それがそのまま受け付けてもらえない時もある
自覚なく、傷ついている他人の心に重荷をかけていることに
気がつかないこともある
それが今なんだきっとと、気がつくべきなんだろう
自制自制と叫ぶ前に
無理な応援歌を求めるのはやめよう
過度な期待と声援は
返って彼らを苦しめるだけなのだから
もっといたわりのコトバをはやらせよう
やさしさが必要な今こそ
いたわりのコトバがたくさん求められているんだと思うから」
ほんのひと吹きの息で
この熱い炎が消せるのなら
消してみればいい
アナタの吐息が何度触れたって
私の熱い炎はカンタンには消せないのだから
アナタは本気じゃないと言うけども
私の熱い思いに気付かないフリしているけども
どうしたってこの思いは消沈しはしないのだ
笑うのなら笑っていればいい
消してみれるものなら消してみればいい
それでも誰よりも強く燃え続けてあげるから
アナタが気づくまで、いつまでも燃え続けてあげるから
いつまでいつまでも強く燃え続けてあげるから
やがていつかアナタの心にも私の炎を燃やしてあげる
やがていつかアナタの心をも焦がしてあげる
私の今の思いと同じ分だけヤケドさせてあげるのだ
その時アナタの心は開いてドロドロのうみが流れてくるだろう
やがて私はやっと解放されるのだ
猫よけを敷いた
猫がお構いなしで踏んづけて歩く
台に上がらないよう猫よけを置いた
お構いなしで薙倒しゴロ寝する
まっ、取り合えず撫でておこう
猫が肩に飛びつこうと狙ってる
取り合えず塗り薬を用意しよう
どう返したらいいかわからない
時に人は 簡単に
そんなことを投げつける
戸惑いを言葉にできなくて笑ったり
ごまかしたりするけれど
やっぱり人によって返答は違うよね
八方美人だとか 時代遅れの言葉で
なじるなんて ちょっと荒っぽいよ
未来が単純で明確だった頃と
今は違うことを
もう気づいてもいいのに
機械に頼って
大事なことまで決めるの?
止まることがない時のなかで
疑問が流されていく
単純なことを聞くのは気がひけるけど
「なんでそんなに、、、」
やっぱりやめた
どうせこういうもんだ、と
生きる人を止める気はない
言いたい言葉がまた心に沈んだ
誰かが世界を救えばいいと
世捨て人になっていたあの頃
言葉にしづらい罪悪感があって
今もそれが消えない
例えば本当に自分が役立つとしても
目立たず できれば
功は誰かに譲りたい
深淵に触れるたびに
人の強さを信じたくて
だから励ましたくて
演じ方をいつも試しあぐねてた
人の強さを信じたくて
ずっと胸がつかえてしかたなかった
嫉妬するのもいいけど
その運命も希有だよ
なりたいものになってないから
幸せになれないなんて無い
くぐりぬけた境遇は
例えば屈強な肉体が
あからさまに物語るもの
だけでは 無いと知って欲しい
誰にも褒められていない自分を
自分が褒められる理由が
割と簡単なところにある
秘密というパンドラボックス
未熟な子供の遣る瀬無い
泣きそうな手を引きながら
孤独でもいい 歩いて行こう
君を1人にはしない
君が大人にならなくてもいい
君が心から消えなくてもいい
君だからわかるものも頼りになる
2人で1人
どこかで僕らは
ひとつになれないまま
悲劇を重ねたね
けれど2人して
いくつも顔を変えて
乗り越えてきたね
世界中の誰も知らぬ間に
決して誰にも称賛されない
孤独でもいい 寂しいけど
いつか会う人 それを信じたい
願いたい 愛したい
愛されたい
やっぱり いつかは
思い返すことさえも
身震いがして怖い
あどけなく入った世界
大きな声を心の中
叫びを上げて過ごした
思えば本音が混じった音のない呻めき
例えば、と僕のとある1日を
君に伝えてわかるだろうか?
何を取り上げて言葉にしても
素っ気ないきみ
いつかきみの長い髪が
汗で濡れた影が
夏の暑さを涼やかにした
いつか遠くで見た
孤独な帰り道を
それでも決然と俯きをやめたあいつ
何かにすくわれて
僕は瞬間に答えた
今でもともすれば
後悔しそうなほど
何が正しいのか
渦に呑まれながら
日々に降る雨粒と
同じ数の問いに答えてきた
さあその答え合わせ
みんながヒーロー
僕らはアイコンでしかない
さあその答え合わせ
僕らの涙で示そう
君だって形は違うけど
僕と同じ勲章目指してる
たとえ離れても
同じ険しき道を歩んだ同志
先人は僕らに
答えを求める
苦しい顔を見てほしい
同じ時を生きる人よ
僕はヒーローじゃない
偉くもなんともない
けれど見せているのは
世代の灯火
もうすぐベランダにカエルがやって来る
今年もカエルHOTELオープン
ビオトープ作ってあげようかな
あいつらを何としても喜ばしたいから
あのクリクリお目目に見つめられたら
何でもしてあげたくなる単純なお仕事
魔法の様な日々、忘れ難い日々
それは時別な夏の出来事
緑色したかけがえのない友達